美容皮膚科における保険診療と保険外治療の違いとは

美容皮膚科と聞くと、保険外治療ばかりで、もし受診して治療することになったら、全て自費で支払わなければならないと思っている人もいるのではないでしょうか。実際、美容皮膚科の領域では、保険外治療となるケースも少なくありませんが、治療の内容によっては、保険診療が行われることもあります。美容皮膚科だからと言って、美容に関することのみを診ているわけではありません。美容皮膚科と一般皮膚科を兼ねているクリニックも多く、皮膚科領域であるじんましんや水虫などの治療であれば、保険診療になることも珍しいことではありません。

ですが、皮膚の悩みは幅広く、様々な悩みを抱えている人が多くいますし、一旦問題が起きてしまうと、目立ってしまう部位でもあります。そこで、絶対に治療が必要なわけではないけれどどうにかしてほしい、という人の悩みに応えられるのが、美容皮膚科の保険外治療です。しわ、しみの改善、医療レーザーでの脱毛などがこれに該当します。ニキビの治療などで、最初は保険診療で治療を行っていても、さらに綺麗にしたいというのであれば、保険外治療で対応してくれるクリニックもありますし、保険診療ではできなかった治療を行うことができるのが保険外治療のメリットです。

保険外治療において注意しなくてはならないのが、保険が効かないため価格が高くなってしまうことと、クリニックや医師によって、治療の内容や結果に差が出てしまうということです。腕の良し悪しもありますが、患者とクリニックの相性もあります。きちんと説明してくれるのか、受ける施術に納得できているのか、聞きたい事を聞ける先生なのかなど、自分が納得できる治療を行ってくれるクリニックを受診し、治療してもらうのがよいでしょう。